熊本震災復興

熊本を応援しよう!熊本地震復興クラウドファンディングまとめ(第2弾)

前回、これまでに実施された熊本地震復興に関連したクラウドファンディングをご紹介しました。

関連記事:クラウドファンディングで熊本を応援しよう!熊本地震復興クラウドファンディングまとめ

今回は前回に続く第2弾です!前回ご紹介しきれなかったものや、新たにスタートしたものなど、現在実施中のクラウドファンディングをまとめてご紹介します(2017年2月時点)。皆様の温かいご支援を宜しくお願い致します!

「天下の名城」熊本城が地震で損壊。修復再建に支援を!!

「天下の名城」熊本城が地震で損壊。修復再建に支援を!! – Yahoo!ネット募金

日本三名城のひとつ熊本城は、熊本県民の誇りであり、心の支えともなる特別な存在です。しかし、平成28年熊本地震により甚大な被害を受けてしまいました。TVに映し出された熊本城の姿は衝撃的で、熊本県民が大きなショックを受けたことは言うまでもありません。

「武者返し」と呼ばれる美しい曲線の石垣は約3割が崩落し、「北十八間櫓」「東十八間櫓」「不開門」などの貴重な重要文化財も崩落してしまいました。2016年9月の熊本市の発表によると熊本城の被害額は634億円にも上り、復旧には20年かかると見込まれています。

熊本市は2016年11月1日より「復興城主」制度の受け付けを開始しておりましたが、2月1日よりYahoo!ネット募金上でも「復興城主」の受付を開始しました。2月現在で42,000人を超える支援者から約1,700万円を集めています。1万円以上寄付した方は、「復興城主」として「城主証」および「城主手形」を受け取ることができます。また、城主手形の特典として「熊本市が管理する施設への無料入園」「熊本県物産館で、お買い物代金から5%の割引」「城主手形協賛の表示のあるお店で特典提供」などが受けられます。(詳しくは熊本城公式HPをご覧ください。)

熊本城・城主証

南阿蘇鉄道復旧支援プロジェクト

平成28年熊本地震南阿蘇鉄道復旧支援プロジェクト – Yahoo!ネット募金

南阿蘇鉄道は、阿蘇の入り口となる熊本県南阿蘇村の立野駅から、阿蘇のカルデラの中に位置する高森町の高森駅までを結ぶ、10駅、17.7kmの小さなローカル鉄道です。南阿蘇エリアから熊本市方面に通う高校生や、通院や買い物のために地域内を移動する高齢者の方には欠かすことのできない交通手段となっています。最近では「午後の紅茶」のTVCMのロケ地に選ばれ、見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、南阿蘇鉄道では期間限定でトロッコ列車を運行しており、阿蘇の山々や高さ58メートルの白川の大渓谷のスリルを味わいながら、のんびりゆったり列車旅が楽しめるとあって、毎年数多くの観光客が訪れています。

しかし、平成28年熊本地震で、南阿蘇鉄道は大きな被害を受けました。特に立野駅周辺の被害は甚大で、周辺の山地の大規模な崩落などにより、橋りょうやトンネルの変形などが発生しました。鉄道の存続が危ぶまれましたが、2016年7月31日に比較的被害の少なかった中松駅~高森駅間の運行を再開。しかし、全線復旧には多大な時間と費用が発生することが見込まれています。

地震で被害を受けた南阿蘇鉄道
出典:https://donation.yahoo.co.jp/detail/5078001/

南阿蘇鉄道ではイベントを企画したり、オンラインショップでグッズを販売したりと様々な取り組みを行っていますが、経済的に厳しい状況が続いています。現在、Yahoo!ネット募金上で南阿蘇鉄道の復旧のための費用を集めており、2,300人を超える支援者から約46万円を集めています。

子どもたちの夢と教育の場「熊本市動植物園」にご支援を!!

震災で休園中。子どもたちの夢と教育の場「熊本市動植物園」にご支援を!! – Yahoo!ネット募金

熊本市動植物園は熊本市内中心部からほど近い、市民のオアシス・江津湖のほとりにあります。総面積24.5ヘクタールの園内には「見る・触る・遊ぶ」感覚を育む動物ゾーン、四季折々の花々を楽しめる植物ゾーン、家族みんなで楽しめる遊園地ゾーンがあり、熊本県民にとって無くてはならない存在となっています。熊本県で育った方なら遠足や写生大会で訪れた方も多いのではないでしょうか。

熊本市動植物園

しかし、平成28年の熊本地震により熊本市動植物園は甚大な被害を受け、現在もなお閉園を余儀なくされています。幸いなことに動物たちにはケガはなく、2017/02/25から土曜・日曜・祝日のみに限定し、一部のエリアを部分開園するところまでこぎ着けましたが、全体の再開までには、まだ相当な時間を要する見通しです。

地震の影響で、猛獣舎で飼育していた動物たちは現在も九州の各動物園に預かってもらっています。
アムールトラのチャチャ(メス5歳) → 到津の森公園(福岡県北九州市)
ライオンのサン(オス8歳) → 九州自然動物公園アフリカンサファリ(大分県宇佐市)
ユキヒョウのスピカ(メス11歳) → 大牟田市動物園(福岡県大牟田市)
ウンピョウのジュール(オス12歳)、イーナ(メス12歳) → 福岡市動物園(福岡県福岡市)

猛獣舎周辺は最も被害が大きく、2月25日の一部開園でもこの動物たちが戻ってくることはできません。現在、Yahoo!ネット募金上で熊本市動植物園の復興、再建のための費用を集めており、3,300人を超える支援者から約70万円を集めています。熊本市動植物園が一刻も早く復旧し、子供たちの笑顔が戻ってくることを切に願うばかりです。

「阿蘇の精神的支柱」阿蘇神社の再建に支援を!

「阿蘇の精神的支柱」阿蘇神社の再建に支援を! – Yahoo!ネット募金

熊本県阿蘇市にある阿蘇神社は、阿蘇の開拓祖、健磐龍命(たけいわたつのみこと)を始め12神を祀る格式と由緒ある神社です。現在の社殿群は、天保6年から16年かけて細川藩の寄進によって再建されたもので、一の神殿、二の神殿、三の神殿、楼門、神幸門、還御門の6棟は国の重要文化財に指定されています。

また、「田作祭」や「おんだ祭」等、年間を通じて行われる稲作祭祀は「阿蘇の農耕祭事」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。阿蘇市民の生活を静かに見守り、精神的な支えとなってきた阿蘇神社。近年は観光スポットとして脚光を浴びており、日本国内だけでなく海外からも数多くの観光客が訪れています。

写真)日本三大楼門として知られる阿蘇神社の楼門(ろうもん)
阿蘇神社楼門

しかし、平成28年の熊本地震により阿蘇神社は甚大な被害を受け、楼門と拝殿が全壊。さらに、神殿も大きな被害を受けてしまいました。国の重要文化財に指定されている楼門や神殿は国の支援を受けることが出来ますが、重要文化財に指定されていない拝殿は全額、自費で再建しなければなりません。これらの再建には、10年の歳月と20億円程度の費用がかかると見込まれています。

現在、Yahoo!ネット募金上で阿蘇神社復興・再建のための費用を集めており、21,000人を超える支援者から約850万円を集めています。寄付以外にも有志の方が復興支援商品を販売するなど、復興支援の輪は広がっています。阿蘇神社再建のために皆様のご協力を宜しくお願い致します。

熊本阿蘇の逸品ネットショップ「ASOMO」 – 阿蘇復興支援セット
阿蘇・岡本酒店 – 阿蘇神社復興プロジェクト「蛍丸サイダー」

グルテンフリー!九州産のフルーツを使った豆乳アイス Soysicleソイシクル

グルテンフリー!九州産のフルーツを使った豆乳アイス Soysicleソイシクル | クラウドファンディング Makuake(マクアケ)

「一人でも多くの人たちに大好きな豆乳を美味しく味わってもらいたい」
そんな情熱を持った熊本の大学生が開発したのが豆乳アイスSoysicle(ソイシクル)です。プロジェクト実行者の松田大輝さんは熊本県の崇城(そうじょう)大学に在学しています。同大学はベンチャー起業家の輩出と育成を目的とし、2014年10月にSOJO Ventures(起業部)をスタート。松田さんもSOJO Venturesの部員の一人として活動されています。なお、SOJO Venturesは過去にも「ごくりくま」というフルーツデザート酒のクラウドファンディングを成功させています。

焼酎のイメージを変えたい!熊本の女子大生が作るフルーツデザート酒「ごくりくま」  | クラウドファンディング Makuake(マクアケ)

今回、熊本の老舗豆腐店に生まれ、毎日実家の豆乳を飲んで育ってきたという松田さんが開発したソイシクル。見た目も鮮やかな7つのフレーバーは、素材・味・色の全てにこだわって完成させた逸品に仕上がっています。豆乳が苦手という方でも「豆乳ってこんなに美味しいものだったんだ」「また食べたい」と思うこと間違いありません。

ソイシクル
出典:https://www.makuake.com/project/soydeli/

ソイシクルのこだわり

  • 素材へのこだわり・・・豆乳は熊本県産の大豆を使用。使用しているフルーツ類も全て熊本県産(ネーブル、ゴールドキウイ、ブルーベリー、イチゴ、甘夏、抹茶)。
  • 味へのこだわり・・・素材本来の味を活かし、甘すぎず果実の風味をしっかりと感じる味わいに。
  • 色へのこだわり・・・合成着色料不使用。鮮やかな7つの色合いは、全てフルーツ由来。

プロジェクトはスタート初日で目標金額20万円を突破!クラウドファンディング終了後は、熊本県内での販売を皮切りに、九州エリアそして全国へと販売店舗を増やしていく事業展開を目指しているそうです。是非、熊本を元気にしようと頑張る若者の挑戦を皆様で応援して頂けたらと思います。

事業計画
出典:http://wasamon-kumamoto.jp/startup/project05/

被災地の子どもたちを台湾に招待し、ラグビーを通した国際交流を実現したい!

被災地の子どもたちを台湾に招待し、ラグビーを通した国際交流を実現したい! | ドリームレイジング×熊本 – クラウドファンディング

熊本地震はインフラや建物に大きなダメージを与えただけでなく、人々の心にも大きなダメージを与えました。特に子供たちに与えた精神的なダメージは大きく、地震から10ヶ月経った現在でも心のケアが必要だと言われています。

熊本県臨床心理士会の江崎百美子会長は「地震1年が近づくにつれて体調を崩す『アニバーサリー反応』が懸念される」と指摘。県教委などは、ストレスへの対処法を児童生徒に指導したり、子供の言動を観察するポイントをまとめた保護者向けのリーフレットを配ったりして対策を強化する。
出典:心のケア必要、なお千人超 児童生徒調査 – 産経WEST(2017.1.23)

そんな熊本の子供たちを元気にしようと立ちあがったのが、一般社団法人子どもスポーツ国際交流協会代表理事の向山昌利さんです。向山さんは熊本県出身のラガーマンで、日本代表チームでバイスキャプテンを務めた方です。熊本一の進学校である「熊高」が1990年代に2年連続で花園に出場した時のメンバーと言えば記憶に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

向山昌利さん

向山さんは同協会で過去に2度、東日本大震災で被災した子供たちを台湾に招待し、ラグビーを通した国際交流を実施してきました。震災で心に大きなダメージを受けた子供たちにとって、このラグビー交流はとても貴重な体験となり、前向きに頑張るチカラを与えてくれました。

ラグビー交流

そして、今年3月「日台キッズラグビー交流」を再び台湾で開催し、そこに熊本地震で被災したラグビー少年たちを招待しようとクラウドファンディングへの挑戦をスタートしました。目標金額65万円の達成、そして一人でも多くの皆様の応援の声を子供たちに届けるために頑張っています。ぜひ、皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します。

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今回ご紹介した熊本城や熊本市動植物園は熊本で生まれ育った私にとっても非常に思い入れのある場所で、青春時代の様々な思い出を蘇らせてくれます。そんな思い出の場所が大きな被害を受けたことはとても残念で、一刻も早い復興を願うばかりです。熊本地震から約10ヶ月が経ち、全国ニュースで取り上げられる機会もほとんどなくなってしまいましたが、今回ご紹介したように震災復興には長い年月を必要とします。熊本県民一人ひとりが復興に向けて頑張っていますが、熊本県民だけのチカラでは難しいのが実情です。ぜひ、全国の皆様の温かいご支援・ご協力の程宜しくお願い致します。

熊本地震復興支援プロジェクトの募集について

ドリームレイジングでは、熊本地震により甚大な被害を受けた被災地の復興・振興を支援するために、『熊本地震復興支援プロジェクト制度』を開始しました。 この制度は、被災地の復興や振興に関わるプロジェクトのプラットフォーム手数料をゼロ(決済手数料約4%は除く)とし、サポーターからの支援金をできるだけ多くプロジェクトオーナーに届けることを目的としています。

私たちと一緒に熊本・大分を元気にしましょう!皆さまのご応募を心よりお待ちしております。